花街を堪能するコース

花街の情緒に触れ、街の発展を感じる路地歩きを中心としたルートです(所要時間 45分)

花街を堪能するコース地図

START !

①寺内公園~兵庫通り

神楽坂上交差点近くの寺内公園が出発点。寺内公園は、神楽坂花街の発祥の地と言われる場所で、江戸時代には行元寺の岡場所があった。ここから石畳の階段を上がっていき、途中路地を左折すると、そこが兵庫横丁。最も神楽坂らしいと言われる場所の一つで、途中には料亭幸本やホン書き旅館の和可菜(現在休業中)がある。


②うを徳

兵庫横丁から軽子坂に出たら右折。本多横丁との交差点を過ぎた少し先の右側、黒塀の落ち着きある建物が、料亭うを徳。軽子坂を挟んで向かい側から眺めると全体像が判る。明治時代にはあの尾崎紅葉や泉鏡花も利用したと言う。


③旧常盤家本館

本多横丁に戻り神楽坂通りに向かって少し歩くと、左手にかつての待合である旧常盤家本館(国登録有形文化財)がある。道路から建物が奥まって建っていて、入口が駐車場となっているため見づらいが、戦後すぐに出来た木造2階建ての豪華な建築である。途中、向かい側の路地を入ると料亭牧がある。


④かくれんぼ横丁

旧常盤家本館から少し戻って右手の路地に入ると、かつては料亭が軒を連ねていたといわれる、かくれんぼ横丁。この横丁に敷き詰められたビンコロ石の中には3つ、特別なマーク(ハート、星、ダイヤ)が刻まれたものがあるそうだ。詳しくはこちら(http://shinjuku-loupe.info/p/topic/320)。遊び心で探してみては。かくれんぼ横丁や隣の芸者新道にはおしゃれなお店が多いので、この辺りで食事にするのも一案。


⑤神楽坂通り

かくれんぼ横丁の出口にあるのが料亭千月。通りへ出たら右へ。神楽坂通りとの交差点左角にある「さわや」は大正時代創業の老舗で、かつては芸者さん用の櫛やかんざしを販売した。神楽坂通りの左手にある「助六」はオリジナルの履物や袋物を販売し、芸者さんが愛用した。創業は明治時代。


⑥東京神楽坂組合(見番)

神楽坂を少し上がってすぐ左側して見番横丁に入る。小さな稲荷神社を過ぎると、すぐ右手が東京神楽坂組合の建物。2階が芸者さんの稽古場となっているので、運が良ければ三味線や小唄が聞こえてくるかもしれない。


⑦熱海湯

見番のところを左手の細い道に入ると、右手にカーブして熱海湯階段と呼ばれる雰囲気満点の下り階段となる。下りきったところが小栗横丁で、右角にある立派な建物が熱海湯。お座敷にあがる前の芸者さんがよく身体を洗いに来たと言う。


⑧若宮八幡神社

小栗横丁周辺は、かつて料亭が軒を連ねていた場所。今でもその雰囲気が何となく感じられるが、最近はおしゃれなバーやレストランも増えてきた。道が突き当たったら左折して少し行くと、若宮八幡神社がある。建物は近代的だが12世紀創祀の由緒ある神社で、花柳界関係者の信仰が篤い。


⑨料亭松ケ枝跡

若宮八幡神社から神楽坂方向に歩き小栗横丁、見番横丁との交差点を過ぎると、道が右手に大きくカーブするが、その左手に大きなマンションがある。かつては神楽坂最大規模の料亭で、あの田中角栄もよく利用したという料亭松ケ枝があった。


⑩毘沙門天善国寺

Goal !

神楽坂通りまではあとわずか。通りに出ると左手が毘沙門天善国寺。現在の神楽坂の中心地。これで花街ルートはおしまいです。お疲れ様でした。